「標準語より共通語の新世界を」秋山指揮日本センチュリー「ベルリオーズ幻想交響曲」

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9月最終の週末に岩手の盛岡競馬場へ。そして10月3日に、びわ湖ホールの秋山さん指揮での「幻想」へ。「戻ってくるな」と岩手県だけ感染者が出ていない時期、東京の息子に岩手の父が言った言葉に頷くと同時に、それを取り上げたテレビや報道の地域性の違いとか地方の閉鎖性との説明に大きな違和感をもって、まだ行っていない競馬場への旅とは別になにか自分なりの答えを見つけたかったと。

行ってみると滞在したのは盛岡駅周辺だけれど、日本のアルコール不足は岩手が原因じゃないかというほどの、視界からアルコール液のボトルの設置が消えることはない設置状況で、本屋で買取になる新書版の感染症の本はどこの地域より凄く売れているし、マスクから鼻を出している率も少ないし、目立ちたいとの例外者は同じ率でいるものの、すいませんと頭を下げたくなるくらいの状態で、なぜか感染者が多い地域は自粛疲れとか何とか言っていい加減になっているのに、感染者が少ない地域はキッチリ疲れずにやれているというこの国の実態を見事に表していて。

去年のことでみんな忘れているけれど、はやった言葉でいえばワンチーム。ワンチームというか同じ方向を見て地域が動いている実感をよそ者でも持てて。息子だろうがチームの雰囲気を乱して同じ方向を持てない奴は一時でもチームには入るなって気分は、うまい言葉にはできないからそういう言葉になっただけだと。岩手は地方とかは関係なく自主や自分があって、ほかはそれよりも自覚として少ないのかもと。

その1週後10月3日、秋山さん指揮「幻想交響曲」。過去主に小澤さんで、ボストン、新日、サイトウキネンで7回、下野さんサイトウキネンで1回聞いていてそれぞれに良い思い出があって、この日もその思い出に追加できる公演だったと。なんとなくだけれど下野さん指揮の時の幻想に雰囲気が似ていて、下野さんのは秋山さんの表現もサイトウキネンを振った時どこかで入れていたのかもしれないと感じて聞いてはいました。

加えてSD対策のために、音響の響きが凄くよくて、オーケストラも自然に大きく鳴っていたし、やっぱり大人数いるオーケストラが表現を優先して、これはこういう解釈なんだっていう言葉に酔って、難しい言葉を振りかざせる人が理屈で偉そうに言えるだけの演奏より、大人数だから大きな音、劇的な音が作れて初めて来た人でも納得させながら、それでいて表現も入ってくる演奏は、小澤がこうだったとか言って楽しむ必要がないし、逆に何度も聞くことで曲の流れは知っているから、その分その自然で良い演奏を楽しむことができるし、やっぱり楽しかったって思えて帰れる演奏があるのが一番良いに決まってると。

それにしても、このSD対策で響きの良いホールがさらに音響が良くなってそれで楽しみまくった後、騒動が終われば日常に戻るんだけれどほんとに自分は戻れるんでしょうか。今のところそれが危機感だけれど、周りは自分も含めてユルユルなんでそれも杞憂にしばらくは終わるだろうけれど。



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